どんなときに変更すればいい? 自動車の名義変更のタイミング

どんなときに変更すればいい? 自動車の名義変更のタイミング

自動車の名義変更とは正式名称を移転登録といい、自動車の所有者が変わった時に行う手続きを指します。ここでは、自動車の名義変更のタイミングや必要書類、流れや名義変更を行わなかった場合の注意点などをご紹介します。

どのようなタイミングで自動車の名義変更をするのか?

自動車の名義変更が必要になる理由には様々なものがあります。友人や知人同士での個人売買や譲渡、車の所有者が亡くなった後に行われる相続の場合などです。また、結婚や離婚で姓名が変わった時にも必要になります。

車の名義変更は道路運送車両法12条1項によって、車が自分のものになった時から15日以内に行わなければいけないと定められています。決められた期間以内に車の名義変更を行わなかった場合や虚偽の移転登録をした場合は、道路運送車両法第109条2項により、50万円以下の罰則に処すると定められています。所有者が亡くなり相続の場合は、相続の手続きの際に一緒に車の名義変更を行っておくとよいでしょう。また、結婚や離婚の場合も氏名が変更した日から15日以内に行うことが重要です。年度末にかけて名義変更を行う時は、なるべく早く手続きを済ませた方がよいでしょう。4月から5月頃に自動車税の納付書が車の所有者に送付されてくるからです。3月半ばまでに名義変更の手続きを済ませておけば、新所有者の元へ納付書が送付されるので、納税をスムーズに行うことができます。

自動車の名義変更をしない場合に想定されることは?

自動車の名義変更を行わずそのままにしておくと、どのようなことが想定されるのでしょうか。

名義変更をしないということは、車の所有者の財産として認められないことになります。年に一度送付されてくる自動車税の納付書が旧所有者の元へ送られ、新所有者には送付されないので、自動車税を納めることができなくなります。自動車税を納めないままにしておくと延滞金がかかります。また、廃車や譲渡、車検をとおすことができなくなります。

基本的に交通違反や事故を起こした場合、現行犯の場合は運転者がその場で処罰を受けます。しかし、現行犯以外の駐車違反や、高速道路などに設置されているオービスと呼ばれる自動速度取締機でのスピード違反などを起こした場合、通告書が車検証に登録されているところ、つまり前の所有者に送付されてしまいます。

このようなトラブルを避けるためにも、車が自分の所有物になったら、素早く自動車の名義変更を行うようにしましょう。

自動車の名義変更の際に必要な書類と流れは?

自動車の名義変更を行うには多くの書類が必要となります。普通自動車の場合に旧所有者が準備するものは、発行後3ヵ月以内の印鑑証明、委任状、自動車検査証、譲渡証明書です。また、印鑑証明の住所と車検証の住所が異なっている時は住民票などが必要となります。

新所有者は、同じく発行後3ヵ月以内の印鑑証明、手数料納付書、発行後1ヵ月以内の自動車保管場所証明書、自動車税・自動車取得税申告書、申請書が必要になります。普通自動車の名義変更では旧所有者、新所有者ともに実印が必要となるので注意しましょう。また、申請書、手数料納付書、自動車税・自動車取得税申告書は当日入手できるものなので、事前に準備をしておく必要はありません。

軽自動車の場合は、旧所有者は車検証、申請依頼書を用意します。また旧所有者と新所有者の管轄が違う場合はナンバープレートも必要です。新所有者が準備するものは、申請依頼書、発行後3ヵ月以内の住所証明書、自動車取得税申告書、軽自動車税申告書、自動車検査証記入申請書が必要です。いずれの書類も認印で良いとされています。普通自動車の時と同様に、自動車取得税申告書、自動車検査証記入申請書、軽自動車税申告書は当日入手することが可能です。これらの書類が準備できたら、管轄の陸運支局や自動車検査登録事務所、軽自動車の場合は管轄の軽自動車検査協会へ出向き、手続きをします。

自動車の名義変更の際に必ず行わなくてはいけないことは?

一般的な自動車の保険には、自賠責保険と任意保険があります。いずれも自動車の名義変更をする際には、必ずこれらの保険の名義変更も一緒に行うようにしましょう。自賠責保険は車に対して締結されているものです。異動承認請求書と契約権利譲渡通知書が必要になります。任意保険の場合は各保険会社によって必要書類が異なってきますが、保険を契約する前に自動車の名義変更を済ませるのが1番スムーズです。これは、保険の契約をする際には必ず車検証の提出が必要となるからです。旧所有者の保険満了日を確認し、新所有者はその満期日と同日、または自分が運転を開始する日を新たな任意保険に加入するタイミングにすると良いでしょう。名義変更の手続きが終わっておらずに先に保険に加入したい場合は、契約を結ぶ保険会社に相談し確認を行いましょう。また、旧所有者が自動車のローンの支払いを終えていない場合、名義変更を行うことができません。この場合も保険会社に相談をし、旧所有者の名義でも保険の契約が可能かどうか確認することが重要です。

車の所有者になったら必ず名義変更を行いましょう

自動車を譲り受けたり、個人売買をしたりして手に入れた車を運転する時は、様々なデメリットやトラブルを避ける為にも、早めに自動車の名義変更を行うことが大事です。手続きの際に必要になる多くの書類や自賠責保険の名義変更、任意保険の加入のタイミングなど、上記を参考にして自動車の名義変更スムーズに済ませましょう。

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