スバル情報
戦前の航空機メーカーを原点とする技術至上主義のメーカー。
初期の製品は、航空機開発によって培われた技術によって、軽量かつ操縦性に優れた高度な設計を誇った。
現行の主力モデルは水平対向エンジンを車体前方に縦置き搭載し、四輪駆動するシンメトリカルAWD構造を特徴としている。水平対向エンジンの四輪駆動車で発売された初のモデルは、1972年のレオーネエステートバン1400 4WDで、本格的な量産ラインで生産される自動車としては世界初の四輪駆動乗用車となった。四輪駆動乗用車技術の歴史はアウディをも上回り、初期の頃から様々な試みが行われてきた。そのため、世界の自動車メーカーのベンチマークとなっている技術も多い。
レオーネ4WDバンとセダンはそれぞれ、社団法人自動車技術会の委員会が「後世に語り継ぐべき特徴を持つ故実」として選定している。
現在、主力車種となっているのはレガシィ。
水平対向エンジンと四輪駆動のスバル独自の機構を採用し、ツーリングゴン、スポーツセダンのB4、ステーションワゴンタイプSUVのアウトバックなど、日本国内外で高い人気を誇っている。