明治30年代、新潟県黒埼町の女性が、山形県鶴岡市に嫁ぎました。
その後、里帰りで黒埼町に戻ったこの女性が、お土産として一握りの豆をもってきました。
これが、黒埼茶豆のルーツと言われています。
山形県鶴岡市周辺で栽培されている「だだ茶豆」は日本一おいしいと言われている枝豆です。
つまり、黒埼茶豆はだだ茶豆の親戚になるのです。
黒埼茶豆は、新潟市の西に位置した黒埼地区の肥沃な土壌と風土によって育てられています。
栽培には手間がかかり収量も多くはありません。真夏のほんの短い期間だけしか味わえない逸品です。