ランボルギーニ情報

イタリアの自動車メーカー。
フェルッチオ・ランボルギーニは第二次世界大戦後、国内のトラック不足に目を付け、軍の放出したトラックを改造し、販売することで富を得た。
これをもとにチューニングショップを開き、トラックに続いてトラクターの自社開発を行い、成功を収めた。
もともと自動車好きであったフェルッチオは、そこで得た富を資金源にエキゾチックカーの蒐集を始めた。しかし、どの車もフェルッチオを満足させるものではなかった。
フェラーリのオーナーとなるものの、フェラーリのクラッチの欠陥による故障を改善するため、自社のトラクター向上で修理を始めた。実際にクラッチを分解してみると、使われていたのは自社のトラクターと同じパーツであった。フェルッチオはフェラーリに装着されていたキャブレターをサイドドラフト型に変え、エンジンヘッドを改造することで性能の向上に成功した。これを機に自動車ビジネスに乗り出す決意をしたとされる。
1964年、350GTを市販車第一号として発売、市販車メーカーとしての歴史が始まることとなる。
その後、ランボルギーニ・ミウラ、ランボルギーニ・カウンタックなどの名車を次々と送り出した。