岡崎上地店 兵藤 武臣店長

岡崎上地店 兵藤 武臣店長

スタッフからも慕われ、お客様からは絶大の信頼がある元気印

岡崎上地店兵藤 武臣店長

入社は平成8年の5月、新卒で入社しました。3ヶ月経ったある日「来月から一人で店やって」と言われ「えっ?もう!?」と驚いたのを今でも憶えております。当時はかなりの勢いで店舗数を増やしていましたので、人が育つスピードよりも出店のスピードの方が早かった時代だったんですね。

近くに競合店が出来たりディーラーも下取りに力を入れてくるようになって、だんだんと来店数が減っていきました。このままじゃいけないと思ってはいたのですが、どう対処したらよいのかわからずモヤモヤとしていた頃、ちょうど本部主催のアップルベストスタッフコンベンションが開催されました。今まで他の法人さんの話を聞く機会があまりなかったのですが、その時に他店の成功事例を聞いて衝撃を受け焦りました。

でもそれがきっかけで、今後何をしたらよいのかとはっきりとしたビジョンが見えてきました。まずは真似をすることから始めて、少しずつ自分のものにして更にアレンジしていきました。今でも日々進化できる様に心がけています。

最近よく思うのですが、今の接客を10年前にやっていたらもっと多くのお客様に喜んで頂けたんだろうなと思います。同じように3年後5年後にも考えられるかどうかが重要だと思っています。その為には常に新しいことにチャレンジして日々精進して行きたいと思っております。

お店作りとして常に心がけていることは元気があり、繁盛感がある、いつも動きのある店舗を目指しています。

挨拶ひとつをとってもお客様だけではなく宅急便や郵便局の方にも、出入りする業者さん等に対しても全力で挨拶するようにしています。そうすることによって自然とお客様に対しても笑顔と笑声で挨拶できるようになると思うからです。

また、お客様をお見送りの際も必ずスタッフ全員で外までお見送りし、担当スタッフは道路まで誘導し車が見えなくなるまでのお辞儀を徹底しています。今では見られているのが気持ち良くさえなってきちゃいました(笑)

毎朝の朝礼前にご近所の方に挨拶をしながら店舗周辺を掃除していますが、これも決して掃除がメインではなく、近所の方とコミュニケーションをとれることが楽しくなっています。当店のスタッフは皆同じ考えなのです。だから楽しく続けられるんです。

また、私は担当者として毎週オークションの調整に行っていて同僚や後輩から値段的にきわどい相談も多く受けるんですが、最近は相場が読み辛くなってきたなと感じています。それでもやはり一台でも多く買わせてあげたいと思い、基本的には買わせるようにしています。結果、赤字になったりすることもありますが、最上のおもてなしをしていれば、その契約がリピーターになり紹介に繋がると考えています。でもこれは、比較的自由に決裁権を与えてくれている会社があってこそできることなんです。社長をはじめ専務、同僚、事務員さん、すべてのスタッフに感謝です。

取材日:2012年6月