古河4号店 荒 光章マネージャー

古河4号店 荒 光章マネージャー

気持ちのイイ商談を!

古河4号店荒 光章マネージャー

「お客様に喜んでいただけるお店にしよう!」そうテーマに掲げるのは、マネージャーの荒氏。古河4号店を引き継いで、オープンからちょうど四年が経過。今では、お店に気軽に遊びに来て頂けるお客様が増えてくるほどになりました。平成二十年一月入社。

それ以前は、着物屋さんの営業を十三年やっていました。着物という商品だけに当然、お客様のほとんどが女性客。

「自分は話術が巧みではないので、人柄だけで契約をもらえていたと記憶しています。今思えば、このときの経験が今の仕事につながっていると思います。

今の自分に大きく影響を与えてくれた人が二人います。一人がこの業界に入ったきっかけを与えてくれた、ある中古車営業マン。その方に何台も買い換えでお世話になったのですが、今でも凄い!と思えた商談がありました。

当時売ろうとしていた車は、どこのお店でも百六十万円が目一杯。残債があった都合上、二百三十万円で売りたかった。そんな中、その営業マンに二百三十万円で売りたいと打ち明けたところ、『わかりました。いいですよ。二百三十万円で買い取ります』と衝撃的な回答がありました。数日後、『荒さん、荒さんの車、売れましたよ〜』と連絡がありました。かっこいい!と思いましたね。それ以降はすっかり信頼し、今でも営業職のお手本としています。」

もう一人は、古河4号店で担当したお客様。「今でも忘れることができないほどの失敗談です」と当時を振り返る。

「知り合いの業者さんからの紹介で来店されたご夫婦。ハイエースのディーゼル車。お腹の大きい奥様が印象的でした。(どうせ、うちで提示した金額を踏み台にされるのだろう)そう思っていました。ですが、誠実な対応を心がけていたところ、トントン拍子で話が進み、商談成立。

それからしばらくしてのこと。商談が重なって忙しかったある日、小さなお子様を抱いたご夫婦が来店されました。そのとき、自分はすでに商談中だっため、別のスタッフがそのご夫婦の対応をしていたのです。互いの商談が終り、そのご夫婦が帰られるとき、チラッと旦那様の顔が見えました。そして、そのご夫婦を見送った後に、震えました。ハイエースを自分に任せていただいたご夫婦だったのです!自分を買っていただき、またご来店されたのに、自分は挨拶すらしなかった。あのとき奥様のお腹にいたお子さんも大きくなって・・・あのときの失敗は忘れることができません。部下にもこの話をして教訓としています。」

今年から店長は部下に任せて、荒氏自身はマネージャーへ。店長の室越さんと小原さんの二人には、いろんなことをチャレンジしてもらっています。よほどのことが無い限り、自由に店舗運営を任せているとのこと。素人目線(もちろんイイ意味で!)の工夫に驚かされることもしばしばあります。リンゴ型のお手紙など、思いつきもしないですからね(笑)「二人には、『室越さんだから、小原さんだから任せるよ』と多くのお客様から言われるような気持ちのイイ商談を極めてほしいです。

もちろん、今年の目標はコンベンションで表彰されることです!」

取材日:2013年4月