津島中央道店 藤原 広茂店長

津島中央道店 藤原 広茂店長

チームワークとコミュニケーションの大切さを実感しています。

津島中央道店藤原 広茂店長

午前9時20分。「おはようございます!!」笑顔で元気な挨拶で始まった朝礼。すでに店内や周辺の清掃、買取車両の展示、のぼり旗は立ち並び、オープン準備は整っていた。

藤原店長と戸崎副店長の二人の朝礼は約12分間。朝一番から互いにテンション高く積極的にコミュニケーションを図りながら、チームワーク力を高めている。まるでスポーツ選手が試合に臨む前の円陣を組み、気合を入れているがごとく。何とも清々しい。

アップルとの出会い

大手百貨店の外商部を退職し、アップルに入社したのが平成15年4月。最初の子供が産まれた28歳の時に転職を決意する。

「アップルを選んだ一番の理由は、店長候補募集に魅力とやりがいを感じました。またいろんなメーカーや車種も扱えるし!」

求人条件に年齢制限があり、ダメ元で問い合わせてみたが一旦丁重に断られる。しかし、直ぐに副社長より「一度是非面接させて下さい」とチャンスを頂き縁あって採用となった。

大切にしていること

「社長の背中から教えて頂いている”基本の徹底”です。また常に誰かに見られていることを意識しながらきびきび動くことや店内を何時でも誰に対しても恥ずかしくない環境を作るために整理整頓を常に心掛けています」

そしてさらに今期、特に心掛けていることは、”チームワークとコミュニケーションの強化”だという。”人間の本性は基本的に善であるとする性善説の通り、相手を信頼、信用することが大切です”と副社長から教えて頂いたことに共感し実践している。

「職場の環境が良いと自ずと実績に繋がると信じています。相手の意見をしっかり聞くようになり、今は”俺が!俺が!”という気持ちを抑えつつ、相手を尊重してしっかりコミュニケーションを取る。どう思っているのか?どうしたいのか?お店の方向性を保ちながら、お店の舵取りをし、スタッフの育成をしていく。意見交換や業務指導を一方通行にならないようにすることや、仕事を楽しむことが良い職場環境を作ることだと思います」

店舗ギネス記録達成

今年店舗オープン21年目にして店舗粗利記録(店舗ギネス記録)を14年振りに更新。店舗年間粗利目標を今期まだ1か月を残し達成し、さらに高い粗利目標へ修正した。この目標達成の理由を藤原店長はこう答えた。

「会社の環境、部長の指導はじめ、皆さんからのアドバイス、そしてパートナー戸崎さんのおかげです。そして1件1件の商談内容を全て共有することで、お客様担当者が対応できなくても、いつでも店舗全員で接客ができています。日頃の報連相、声の掛け合いでベクトルを一致させ、強いチームワークでお互いがあうんの呼吸の商談ができているからこそ実績を出すことができました」

一緒に働いている副店長の戸崎さんに藤原店長についてどんな人なのかを尋ねてみた。

「藤原店長は超真面目でとても熱い人です!また、お客様や私が思っていることが手に取るように分かるので、”どこかに盗聴器を隠しているのでは?”と錯覚します(笑)」相手を本気で理解しようとする気持があるから出来る技術(わざ)と言えるでしょう。

商談に対する考え方

どんな理由であっても、将来へ繋がるような商談を心掛けています。究極的にはただ買取るだけでなく、ご来店頂いたお客様が、”お店に来て本当に良かった、楽しかった”と思えるように、自分も商談を楽しむようにしています。契約を取るためだけではく、お客様の気持ちを一番に大事にすると、最終的に良い結果がついてきます。アップルの良さは、他競合店にない人対人の商談をすることです。」

今後の目標

藤原店長は勤続10年目を迎えて、今年の9月に店長兼店長リーダーへ昇格した。

「今後の自分の仕事の目標は、更なる実績向上や人財育成、会社と仲間と共に自分も成長していきたい。そして、今ある環境にしっかりと感謝し謙虚さとアグレッシブさを融合させやっていきたいです」

取材日:2013年9月