東海ふきしま店 宮下 泰彦さん

東海ふきしま店 宮下 泰彦さん

お客様からの紹介、そして信頼されることが最高の喜び

東海ふきしま店宮下 泰彦さん

アップルへ入社する前は、業販を生業とする会社に身を置いていた。当時は今のようにインターネットでの取引がほとんどなかったため、オークションで仕入れた車を各地の業者や輸出業者に卸すという仕事を行っていた。

時は平成4年、買取業の創成期。急速に東海地区で店舗を増やしつつあった車買取アップル。若いという事もあり、『車買取』という新業態に興味を持ち、アップルへ飛び込むこととなった。

それまでは対業者取引であったが、一般のお客様を相手に商いをする。お客様個々の思いを感じ、一人一人に合った対応をして、得られる生の声に喜びを感じることになった。

これまでお取引あった中での一番の思い出は、コテコテに改造していたシーマを所有されていた若い金髪のお客様とその彼女。ディーラーでクラウンを購入しようとしたが、改造車だったため、下取りをしてもらえず、宮下さんの元へ。自分の車を下取りしてもらえず、悩んでいたお客様。親身に接してシーマを買取させていただくことになった。

お客様は来店された時一緒だった女性と結婚され、その後、お子様の誕生を控えエスティマの購入について宮下さんに相談。オークションで色々車輌を紹介し、いざオークションに挑んだが、結果、金額は合わず落札はできなかった。しかし、お客様は自分のために真剣に取り組んでいた宮下さんの親身な姿勢を見逃していなかった。

「宮下さんに任せますよ」エスティマに関して全てを宮下さんに一任した。正直「えっ!」と驚いた。自分に全て任せてくれるのかと。その後、エスティマは無事販売でき、それに続き奥様もトッポBJを購入。また車検についても全てを宮下さんに任せるほどの信頼を寄せている。

今思えば、当時は若いヤンチャなお客様ではあったが、分け隔てなく相手の抱えている悩みに対し親身に対応していたことが、お客様から信頼を得られるきっかけになったのかと。

今では、お子様も幼稚園に入園され、一緒に来店されるたびにお子様の成長を喜んでいる。また、子供好きという宮下さんはご家族の第二子誕生も楽しみにしている(直近ではお客様からデリカD5の購入を一任されているという)。

今は店舗の責任者として、実績・管理を中心に行っている。今後は会社の発展のために社内の人材を育成し、組織を大きくすることが目標ではあるが、現場でお客様と接する機会は常に持ちたいとのこと。

最後に、宮下さんに聞いた。

宮下さんにとってアップルとは・・・単に車の買取を行うのではなく、お客様の必要に応じて、販売、保険、車検の対応をし、お客様の求めていることについて適切なアドバイスを行うのがアップルのスタイルだと思うとのこと。

インタビューで店舗訪問した際、来店したお客様へ対応する宮下さんの姿勢を垣間見た。とにかくお客様の悩みをきき、笑顔絶えない対応に宮下さんの人柄良さが凝縮されていた。

取材日:2014年7月