免許証の自主返納について本気で考える。
車買取、このお仕事に携わってから、
年々増えていっております。運転免許証の自主返納。
返納するので乗らなくなる→では売ろう。
といったケースがここの所、増えてきております。
お世話様です、HTNです。
ご高齢の方が死亡交通事故を起こすなどのニュースが頻発した時期がありましたね。
もちろんそうした事柄に習い、自主的に返納する方もいれば、子や孫の説得に
より返納された方もいらっしゃるでしょう。
先日もお客様から、運転免許証返納の為お車を手放されるというお話をいただき、
結果当店で買取をさせていただく事がありました。
当店の取り組みの一つに「免許返納のお手伝い」があります。
クルマを手放した後でも運転免許試験場または警察署にお連れして、手続きの後
ご自宅までお送りするというものなのですが、ご提案をしたときにお客様から
お話を聞く機会がありました。
聞けば視力の低下から、運転そのものに支障をきたすということ等の理由から
自家用車に乗るのはやめようというご結論だそうです。
しかし日用品の買い物など用事を足すのに不便(近隣のスーパーでも2キロ以上)なためしばらく悩んだとの事でした。
ご決断はもちろん素晴らしい事なのですが、HTNは少々複雑な気分になったものです。
HTNの父も一昨年、ある病を患い自主的に免許証を返納した一人ですが、それ以来彼の用事の足としてHTNが自家用車で連れていくので特に不便はありません。
しかしこのお客様はお子様方が本州にお住まいで、出かけるには公共機関を使わなければならないという現状でなおかつ足も少々悪くされています。
一口に返納と言っても、それぞれのご家庭で事情が違うのがお分かりかと思います。
敬老優待のIC乗車券の存在をご存知でなかった為お教えしましたが、それでも近くのバス停までは中々の距離。やはり今後が不安です。
食材宅配などのサービスを利用して上手に生活してほしいと思います。
「危ないからやめなさい」で済まないのが身に染みて理解したHTN。
高齢化の進む現在、社会全体が否応なしに考えなければならないテーマの一つではないかと思います。
返納のお手伝いは数ある問題の中のほんの一部。
一助であれることはうれしい事ですが、もっと深い部分も考えていかなければならないと思うHTNです。
PS。
手稲警察署の窓口の女性職員様、「今まで運転お疲れ様でした。」の一言。
本当にありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。
アップル札幌手稲店
札幌市手稲区稲穂3条3丁目11-1
0120-88-1717
定休日 木曜日