こんにちは！

店長の星野です。

最近は穏やかな気候になってきましたね！

そう！秋です。

読書の秋。食欲の秋。スポーツの秋。

皆さまは何の秋を堪能していますか？

私は芸術の秋を嗜んできました！

この秋の芸術と言えば・・・

そう、運慶展です！

ご存知、鎌倉時代の一番有名（？）な仏師、運慶と運慶に関連のある仏師の作品を集めたの展覧会です！

えっ？運慶を知らない？

知らないんじゃなく、忘れているだけでは？

これを見てください。

運慶の作品で最もメジャーなのが、これ・・・

『東大寺金剛力士像』

歴史の教科書で見ましたよね！

修学旅行で行った東大寺で実物を見た、という方もいらっしゃるのでは？

これの作者が運慶です。（正確には共作）

その運慶展に先日妻と行ってまいりました。

上野の東京国立博物館。平日なのにすごい人の列です！

朝10時の時点でこの行列。「入館まで50分待ち」のプラカードを持った係員さんの指示に従い最後尾に並びました。小雨が降る中、これだけの人が見に来ているという事はそれだけ注目を浴びているという事！まだ入館前にもかかわらず、すでに「来てよかった！」

と思う自分がいました（笑い）

（11/14時点で来場者数40万人突破、との事！大人気です！）

待つこと30分位で入館できました。

館内は薄暗く、作品にあてた照明で出来る光と影のコントラストで筋肉の躍動感をよりリアルに表していたり、仏像の目に水晶を入れた「玉眼」の効果で本当は生きているのでは？と見間違うくらい生命感を感じました。

たくさんの素晴らしい作品の中で私が一番気に入った作品がこれ・・・

「国宝　天燈鬼・龍燈鬼 立像」

お堅いイメージが多い仏像の中でひときわユニークなんです！

ゲジゲジ眉毛で筋肉隆々、褌一丁の邪鬼が灯篭を頭の上に載せ上目使い。

遊び心（？）満載のこの作品の作者は運慶の息子の康弁との事。

どういう経緯でこんな作品を作ったんでしょうか？

とても気になりました。

こういう展覧会に初めて行きましたが、感動です！

約800年前の作品が今でも現存していること自体凄い事ですし、その技術の高さや表情の豊かさに惹きこまれました。

運慶展は11/26まで開催しています！

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