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FF世界最速! シビックタイプR
皆さんこんにちは。 アップル秋田店の中嶋です。
新型ウイルス禍の中、私たちアップルも様々な最新情報にアンテナを張り巡らせつつ、元気に営業しております!
今回ご紹介する入庫車情報は、自動車好きの方ならご存知と思いますが、この記事を書いている2020年6月18日現在、「FF車世界最速」の座に君臨しているシビック・タイプRです☆
カッコいいですね!
タイプRとしては5代目となるこの車は、2000ccターボエンジンを搭載し、最高出力はなんと320ps!
2007年のデビュー時に、ドイツのニュルブルクリンクサーキット北コースにて、それまでFF最速の座についていたゴルフGTI クラブスポーツSが持つ「7分47秒19」のレコードを3秒以上も上回る凄まじい速さでタイトルホルダーとなりました。
ここで、歴代のシビックタイプRについて駆け足で見てみましょう。
↓ 初代 EK9型
シビック・タイプRというと、今でもこの型を連想される方は多いのではないでしょうか?
EK型より前のEGやEF等に搭載されたB16AのVTECエンジンをさらに進化させたB16Bは、1600ccの排気量から、リッター100psを超える185psを発揮。
チタンのシフトノブが奢られた5速マニュアルで回転を引っ張り上げ、高速カムに切り替わった時の弾けるような加速は、衝撃的でした。。。
私の場合は、世代的にEKよりもEFやEG型の方が触れる機会は多かったのですが、「タイプR」の称号が与えられていない「SIR」や「SIRⅡ」でも、本当に速かった記憶があります。
この車は、まぎれもなく後世に残る名車だと思います。
↓ 2代目 EP3型
この車は、イギリスのスウィンドン工場で生産されるタイプRです。
ノーマルグレードに積まれる2000ccのi-VTECエンジンをタイプR用に鍛え上げた「R-spec」エンジンを搭載。
最高出力は215psを誇りました。
排気量アップに加え、シフトは6速化。
ベースとなったノーマルグレードのATシフト位置がインパネだったため、スポーツモデルとしては珍しいインパネMTとなっていました。
205/45-R17タイヤにアルミのシフトノブ。
印象としてはEKほどの存在感はありませんでしたが、電動パワステに可変ギアレシオステアリングの「VGRS」等、現在のタイプRまで繋がる礎のようなモデルです。
↓ 3代目 FD2型
最近のタイプRとして、ぱっと浮かんでくるのはこのモデルではないでしょうか。
同門のインテグラ・タイプR以来の4ドアボディをベースとしたタイプRです。
3ドアハッチバックの使い勝手の悪さが指摘されていたための判断だったと思いますが、これがピッタリとはまり、家族持ちの若いオーナーも増えたとのことです。
ただ。。。。。。。。
この車は、足が死ぬほど固い(笑)
完全にサーキットスペック!?という感じでした。
運転席でも強烈な固さなのに、後席はさらに固い。。。
後席に乗せられた奥さまやお子様は、荒れた路面では会話もままならなかったのではないかと推測されます。。。
通常、アフターパーツの車高調等に足回りを変更すると、ノーマルより固くなるのですが、このFD2では、銘柄や方向性にもよりますが、ノーマルよりしなやかになって乗り心地が良くなるという、逆転現象が起きていました。。。
エンジンはEP3から踏襲していましたが、最高出力は225psへアップ。ブレンボのブレーキキャリパーも相まって、走行性能の高さはピカイチでした。
↓ 欧州仕様車 FN2
ヨーロッパで販売されていたタイプRを輸入し、「タイプRユーロ」の名称で日本でも限定販売されたモデルです。
2009年、2010年合わせて3,510台が輸入されました。
FD型で225psを絞り出していたパワーを、FN2ではあえて201psまで抑えてあります。
ピークパワーを若干抑えても、日常領域での使い勝手を優先したとのこと。
欧州車らしい考え方でいいですね。
↓ 4代目 KF2型
インターネット限定750台という、驚くべき販売手法がとられた異色のタイプRです。
それまでニュルブルクリンクサーキット最速の座に君臨していたメガーヌR.Sトロフィーのタイムを4秒も短縮する7分50秒という驚異的なタイムでFF最速の座に君臨しました。
限定台数は、このタイムに由来すると言われていますね。
2リッターVTECターボの最高速度は270km/h!
ニュルでの速さを追求したセッティングにより、速度域の低い日本ではアンダーステアに悩まされることが多かったと聞いています。
そして、現在はFK8型へと進化しています。
設計時は、ノーマルタイプとタイプRを同時開発したとか。
エンジン出力を10ps向上させたうえに、6速マニュアルのギア比を下げ、軽量フライホイールと組み合わせています。
これにより、2リッターとは思えないパワー感と鋭いレスポンスを両立させています。
シフト部にはシリアルナンバーが刻まれ、オーナーの所有する喜びを演出してくれます。
3モードを選択可能なドライブモードは、「コンフォート」「スポーツ」「+R」となっています。
シフトダウン時の回転合わせを自動で行ってくれるレブマチックも搭載。
本気で闘うためのマシン。。。です。
いつかはこんな車を所有してみたい・・・と思いますね~♪
間違いなく「猫に小判」ですが 笑
ではでは、本日はこの辺で失礼致します。。。