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2009/02/25 (水) 20:32

贅沢を遊ぶ、ラグレイト

中古車販売 中古車買取 アップル  このクルマに接した多くの人が、「大きい・・・。」という第一印象を抱くのではないでしょうか?それもそのはず、長さ5105mm、幅1935mm、高さ1740mmというこのクルマは、国内において上級ミニバンといわれる、アルファード(長さ4865mm、幅1840mm、高さ1900mm)、エルグランド(長さ4835mm、幅1815mm、高さ1910mm)、エリシオン・プレステージ(長さ4920mm、幅1845mm、高さ1790mm)などよりも、長さと幅が一回り大きいのですから。

 これだけ大きければ、存在感を主張するのに、凝った意匠のヘッドライトやボデーラインなど不要です。奇を衒(てら)わない、直線を基調とした飽きのこないベーシックなスタイルで充分。強いて、大きさ以外に外見上の特徴を挙げれば、フロントグリルとバンパー中央が突き出て尖(とんが)っているところでしょうか。ホンダ高級車に多いデザインですが、威圧感のある顔つきが演出されています。全長、全幅の割には車高が低いので、エアロパーツを装着すると、スポーティにさえ見えます。

 それにしても、何故、こんなに大きいのでしょう?実は、このクルマは、ラグレイトという日本名の他に、オデッセイという北米での名前を持っています。北米版2代目オデッセイとして現地で生産・販売されていました。もともと北米サイズであった為、国産サイズより大きいものとなっているのです。

 日本市場で爆発的に売れた初代オデッセイですが、北米市場においては、「サイズが小さい。」、「エンジンが非力。」といわれ、日本のように売れなかったそうで、2代目にモデルチェンジする際に、日本版2代目オデッセイとは異なる、冒頭のボデーサイズにパワフルなV6 3.5L VTECエンジンを奢った北米版オデッセイとして、このクルマが生まれたといわれます。(それでも、北米市場では、ミドルサイズだそうですが。)

中古車販売 中古車買取 アップル 写真は、平成15年5月初度登録のラグレイト エクスクルーシブ。同年4月に実施された最後のマイナーチェンジ(イモビライザーの標準装備化)を経たモデルです。翌16年4月の国内販売終了までの一年間に、何台販売されたのかはわかりませんが、ただでさえ流通台数の少ないラグレイトですので、希少な最終モデルといってよいかと思います。

 最終モデルは、インパネ内にイモビライザーのマークが点灯するかどうかの違いくらいでしか見分けがつきません※が、大きく前期と後期を区別する場合には、205psから240psへのエンジン出力UP、4速ATから5速ATへの変更、HIDヘッドライト採用(ハイ・ロービーム)、リヤディスクブレーキ採用、フロントグリルやアルミホイールのデザイン変更、エクスクルーシブに後席TV採用といった大改良が行われた平成13年11月のマイナーチェンジを境にするといわれています。

※もしくは車体番号RL1-1400001以降が最終モデルだそうです。

中古車販売 中古車買取 アップル 当時の新車価格は、エクスクルーシブが消費税込4,383,750円、ベースグレードが3,963,750円。前者と後者の主な装備の違いは、本革インテリア※(シート/ドアライニング/シフトノブ)、ホンダ・インテグレーテッド モニターシステム(7インチワイドディスプレイ)ワイヤレスヘッドホン×2、リモコン+クリップ式リモコンホルダー、AV入力端子/音量調節機能付ヘッドホン端子×3の有無となっていました。※一部を除く

 大きなボデー、3.5Lエンジン、革シート、前席ナビ・TV・バックモニター、後席TVモニター、両側パワースライドドア、438万円という新車時価格と、かなり贅沢なクルマです。写真のラグレイトには、おまけで、エアロパーツ、DVD再生デッキ、ルーフキャリア&ルーフボックスも付いています。

 2列目のキャプテンシートに座って、再生機能確認の為に、DVDビデオなんぞを見ていると、そこはかとなくラグレイトが欲しくなってきます。その他、特筆すべき点と致しましては、2列目シートが脱着可能なこと。2列目シートを取り外し、3列目シートに座れば、常人ならば、前席に足など全く届きません。更に3列目シートを床に収納すれば、布団を敷いて眠れそうです。ルーフボックスに荷物を入れて、2列目シートを取り外して旅行にでも出掛けたら面白いかな・・・・・・おっと危ない、ラグレイトの世界にハマりそうになってしまった。

 ラグレイトを選択された方は、大きなボデーサイズと、滅多に同じ車に出会わない希少性に、特に満足していらっしゃるようです。ホンダのミニバン系フラッグシップモデルでしたので、販売されていた当時にも、そこそこ人気はあったと思われますが、大き過ぎるのと高額であったので売れなかったという短所を、長所として捉えているようですね。

 ホンダのホームページでラグレイトを検索すると、「贅沢を遊ぶ。」、「贅沢のパフォーマンス。」、「贅沢な時間のために。」というインデックスがあります。


 (贅沢なラグレイトについて詳しく知りたい方はこちらへ→http://www.honda.co.jp/LAGREAT/2004/index.html )

 今時、本当に贅沢なクルマのような気がします。ラグレイトの世界にハマらないよう、ご注意下さい。

※この記事は、2009年2月にアップル板橋環七店ブログ(livedoor Blog編 http://blog.livedoor.jp/appieita7/ )へ掲載したものです。

2009-02-25 20:32:00