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2008/08/27 (水) 16:50
柔道の達人 in Hawaii
北京オリンピック閉会の翌日、仕事を終え店舗から帰途の車中、ラジオをつけておりました。オリンピックでの柔道の話題。日本選手は、日本の柔道と世界の柔道との違いに苦労していたというコメントが耳に入ってきます。
日本の柔道、世界の柔道か・・・・・・。私は、ふと、高校時代の恩師、体育で柔道を担当されていたM先生を思い出しました。
M先生は、柔道の達人であり、もちろん黒帯でした。もともと四角い頭の輪郭を角刈りのヘアースタイルで更に四角とし、短い首に、がっちりとした四角い輪郭の体格を持っていらっしゃいました。M先生を柔道の達人と知らない人にさえ、いかにも柔道が強そうな印象を与えるくらいです。
それは、そんなM先生が、米国ハワイでのセミナー引率となった時のこと。空港でM先生が、笑いながら、白人のブロンド美女と会話を交わしていたそうです。「M先生、やるなぁ。」と、生徒達は皆、感心。しかし、にこやかなM先生に対して、彼女は何故か不機嫌な様子。
どうも様子がおかしいと、英語に堪能な生徒が、会話を盗み聞きに行きました。
その生徒いわく、M先生、「イエス。」を連発しているけれど、彼女は、「そこをどいて下さい。」と言っているよ・・・・・・。
M先生は、彼女の荷物の前に立ちはだかっていたのです。英語担当のK先生が慌てて、通訳に行きました。
・・・・・・M先生、お元気でしょうか?
※M先生の名誉の為に断わっておきますが、このお話はフィクションです。