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2008/11/11 (火) 13:01

プジョー 505GTIについて

中古車販売 中古車買取 アップル フランス共和国、特に首都パリに対する先入観の所為か、フランス車というと、なんとなく「お洒落な」とか「小粋な」等の形容詞を思い浮かべがちになる私ですが、20年以上前、初めて見かけたこの車は、ちょっと違う印象でした。

中古車販売 中古車買取 アップル 熱い走りをしそうな車だ・・・・・・。ボンネットの起伏に影響するほど吊り目になっているヘッドライトカバー、剛性の高そうな角型ボデーの末尾に付いているリヤスポイラー、そしてGTIというリヤエンブレム。目が吊り上っていて、スポイラーが付いていて、「GT」の文字が付くグレードとくれば、それはもう当時の私にとって、そう予感させるのに充分な資質といえました。

 その車の名は、PEUGEOT 505GTI。写真は、1989年式の革シート装着車。日本導入は同年迄ですので、西武自動車販売の正規輸入車としては、終わりのほうのモデルとなります。ピニンファリーナによりデザインされたその姿は、昔の基本的なセダンスタイルでありながら、今でもなんだか斬新な気さえします。

中古車販売 中古車買取 アップル エンジンは、最高出力125ps/5250rpm、最大トルク19.2kg/4250rpmを発生する、P1型 直列4気筒2200cc。それを縦置きに搭載し、リヤタイヤを駆動します。505は、プジョー最後のFR(フロントエンジン・リヤドライブ)だそうで、新車から20年以上乗り続けた505マニアの前オーナーさんによると、この車のリヤデフにはノーマルで4ピニオンのLSD(リミテッド・スリップ・デフ)が組み込まれているとのこと。それを聞いて思わず、マニュアルだったらなぁと呟いた私に、自分もそう思ったけれど、正規輸入車にはオートマの左ハンドルしか設定が無かったんだよとも教えて下さいました。

 ついでに新車購入時の総額もお聞きしたところ、約500万円とのこと。革シート付の外車なので、やはりそれくらいはしたのですね。

中古車販売 中古車買取 アップル その革シートに座ると、まず、柔らかいのに驚きます。フランスの隣国ドイツの車の硬質な革シートを想定して座ると、あれっ?という感じです。しかし、これがなかなか好い具合。ホールド感もあり、熱い走りにも支障は無さそうです。この柔らかなシートは、女性にもウケが良いと思います。さすが、おフランスの車、人間工学的には硬めのシートの方が云々というドイツ車とは違って、こういう方向性なんだと感心してしまいます。

 どうしても走ってみたくなって、閉店後、店舗周辺を、ちょっとだけ、ひとまわり試乗してみました。シートが柔らかいので、足まわりも柔らかく感じるけれど、ロールはそんなにしないようなので、実はいくぶん硬めの足なのかな?ステアリングは切れる。旋回時は路面に吸い付くような気もする。これが噂のプジョーの猫足なのか。デフも効いている。普通に走ると、乗り心地は、すごく好いな。でも、もうちょっと速度を上げないと、わからないな。


 そこで、エンジンも高回転まで試してみたかったのですが、自重しました。バッテリーがダメで、エンジンが止まってしまったらセルが回らず、遠くまで行くのは危険との判断です。そのうち乗ってやろうと企んでいたのですが、買取車輌が増えた為に已むを得ず、駐車スペースの狭い弊店から、広いアップル川越街道新座店へと移動させることに・・・・・・。

 という訳でこの車は、現在、アップル川越街道新座店に展示されております。大手中古車情報誌をみても505V6 のほうはいくつかありますが、GTI はこの車だけのようです。日本国内には最早ほとんど現存していないのかも知れません。そんなこの車を大切に、旧車の外車ゆえにこれから起こり得るであろうトラブルにもめげずに、お乗りになろうというお客様へは、その情熱に応じて勉強させて頂きますのでご相談下さい。(現在、バッテリーは交換済です。)

 売約済の際は、ご勘弁下さい。何卒宜しくお願い申し上げます。


※現在は、売約済みとなっております。

※この記事は、アップル板橋環七店ブログ( livedoor Blog編 http://blog.livedoor.jp/appieita7/ )に掲載したものを転載しております。

2008-11-11 13:01:00